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小林よしのり
2021.2.1 17:26日々の出来事

新規陽性者が激減する理由

東京都の発症日別のグラフを見ると、1月4日でピークアウト
しているが、感染日を推測すれば、12月末になる。

緊急事態宣言前にピークアウトしてその後は下がり続けている
ので、今の新規陽性者の人数減少は緊急事態宣言とは全然
関係ない。

しかも今回の緊急事態宣言では、街に人が出ているし、
混雑している場所もある。
いわゆる「緩み」が健全にある。健全な「緩み」だ!

ここでさらに緊急事態を延長するのは、東京オリンピックが
本格的に政治目的化したためであり、濃厚接触者の追跡
を止めて、検査数を激減させたのは、政治的に陽性者数
を減らそうという企みのためである。

どうせ陽性者を減らすのなら、PCRのサイクル数を台湾
やニュージーランドと同じ35回に減らせばよかった。

政治的思惑のためにでも、マスコミの煽りが沈静化するの
なら悪くはないが、医師会の怠慢が招いた「医療逼迫」の
ために、多大な犠牲を強いられるのは、飲食店や、女性や、
子供たちだ。

彼らを助けられるのは政治ではない。
真っ当な大人たちが、くだらないルールを堂々と破って
外出し、消費活動を継続すること、そしてペテンのコロナ禍
を煽っているマスコミや厚労省や医師会に抗議すること、
「脱畜群」の行動を続けるしかない!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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